創業以来もち吉のアイデンティティ。「餅を愛し 餅一筋に生きる」ためのこだわり。
それは「素材のすべてにいいものを厳選して使う」こと。
それが本物をつくるための、一番の近道だと、もち吉は信じています。
最良の素材を活かすには、技術も最高のものでなければならない。
厳選された素材を、もち吉ブランドに仕上げるために、技を極める……。
きのうも、きょうも、あすも、変わることのないもち吉の姿です。
せんべい、あられなどの米菓の基本は、いうまでもなく「米のおいしさ」。
だからこそ原料である「米」には厳選を重ねます。
たとえば「餅のおまつり」に使ううるち米は、コシヒカリ。
ご飯に炊いても格別美味な特級米を、惜しみなく原料に用います。
九州・阿蘇山麓米を基本に、
そのときどきで最もよいと判断した米を仕入れています。
主原料の米は、専門家(米マイスター)が、評価・選定を行い、すぐれた品質のもち米・うるち米の確保に毎年努めています。
米のおいしさをひきたてる「水」。もち吉では、
工場から間近に仰ぎ見る福智山山系の湧き水を使用しています。
林野庁「水源の森百選」にも選ばれたこの水は、
長い年月をかけて岩盤でゆっくりとろ過されており、
粒子が非常に細かく、適度なミネラル分を含んだ軟水。
ミネラルバランスのとれた良質な軟水は、素材本来のおいしさをひきだし、
米菓づくりに最適です。
天然水だからこそ、水質管理・調査は念入りに行なっています。もち吉独自の安全管理基準をふまえた検査を2日に1回実施しています。
吟味を重ねた素材を、最高の一枚に焼きあげるのが、職人の技、心。
最新鋭の機械を導入し、最先端の技術を駆使しながらも、もち吉は、つねに人間の五感を基本におき、それを研ぎ澄まし、おいしさを極めています。
職人たちは、米菓づくりに携われる幸せを胸に、たとえ何万枚焼こうとも、つねに「この一枚」を大事にして仕事を続けています。
原料である米は“生き物”。だから、吸水の加減、生地の締まりや、きめや伸び具合など、毎日、一枚一枚に職人が厳しい目を光らせています。
バリエーション豊富なもち吉の商品。そのすべてには、同じ考えが貫かれています。
それは、「本物は、本物の素材を厳選して使うことでしか生まれない」という、ものづくりの哲学。
そして、「もち吉にしかできない商品をつくり続ける」という情熱です。
私たちは、こだわりと誇りを持って、もち吉の商品をつくり続けています。
マーケットの要望に応える商品を開発し、丹精を込めてつくったひと品ひと品を、自信と責任をもって自分たちの手で販売する。
この製造、販売、商品開発を三位一体とした事業のあり方こそ、お客様との接点をいちばんに考えてたどり着いた私たちもち吉のビジネスモデルです。
SPAのメリットは、第一に「お客様ニーズに即応できること」。需要の変化を細かく追えるだけでなく、需要予測を立てて生産計画をすすめることも、“製造”“物流”“販売”を一体化したSPAなら可能です。
最高の素材にこだわれる理由があります。
商品開発、製造、販売までを自社で行う製造小売業(SPA※)が、もち吉のビジネスモデル。商品がお客様のもとに届くまでのさまざまな業務を自社でマネジメントし、圧縮したコストをつねに品質向上にフィードバックする。すべてに本物を使うもち吉の、「最高の素材にこだわれる理由」が、ここにあります。
※SPA:Speciality store retailer of Private label Arare&senbei 製造小売業
お客様のご要望に即応するため、商品企画・製造・販売を垂直統合させたビジネスモデル
お客様の顔が見える、声が聞こえる。
もち吉は、「お客様の顔が見える、マーケットの声が聞こえること」を大切に考えています。お客様と直接の接点をもつことによって、ニーズ・ご要望にそった商品開発が可能に。お客様が欲しいと思う商品を、適正な数量、店頭に揃えることをめざす販売体制を構築。通信販売、直営店の全国展開、インターネット販売など、それぞれの販売チャネルの強化をすすめています。
直営店をはじめとしたお客様とのふれあいで得られたお客様の声は、商品開発はもちろん調達・製造・物流部門にもフィードバックされます。お客様ニーズの共有は「お客様満足(CS)」向上の要です。(写真は中津店)
いち早く新鮮なままお客様のもとへ。
もち吉は、一切卸売を行っていません。「もちだんご村・もち吉本社」にて製造された商品を、ムダのない供給体制管理(SCM※)のもと、自社管理するネットワークによりお客様にお届けしています。だから、自信と責任をもって「いち早く新鮮なままお客様のもとへ」安全な商品をお届けできるのです。
※SCM:Supply Chain Management 供給連鎖管理
商品供給の連鎖において、鎖の一つひとつの個別最適ではなく“全体最適”=お客様満足の最大化を図る戦略手法
焼きたてがいちばんおいしい米菓を、お客様においしく味わっていただくためには、少しでも早くお手元に届けすることが大切。もち吉は、工場から出荷された商品が店頭に並ぶまでのリードタイムの短縮に努めています。
「もっとお客様に近づきたい」そんな想いのもとに、もち吉の販売体制は築かれています。
全国すべてのお店を直営にしているのも、お客様とのコミュニケーションに重きをおいた通販システムの拡充も、
いつも身近な存在としてお客様とのご縁を大切にしたいという、もち吉の願いの結実です。
地域の皆様に愛される店に。
昭和63年に直営1号となる直方本店を開店以来、もち吉は全国に店舗展開を続けています。もち吉の店舗運営のいちばんの特徴は、直営へのこだわり。全国に214店舗(平成28年6月現在)あるお店のすべてが直営店です。全店とも、お子様からお年寄りまですべての方が、楽しい時間を過ごし、幸せな気持ちになれる店をめざしています。これからも日本全国どの街でも、地域の皆様から愛される「あなたの街のもち吉」の展開をすすめていきます。
どの商品を揃え、どう並べるのかというきめ細やかな店頭戦略を店ごとに打ち出し、実現できるのは直営店ならではのこと。新しいおいしさに出会っていただけるよう、店内では試食もできます。(写真は銀座本店)
お電話1本で、「もちだんご村」から全国へ。
全国でできたての商品をお買い求めいただける通信販売は、もち吉が卸を一切しない「製造直販=つくって売る企業」としてスタートしたとき以来の販売形態として、店舗展開に先駆けてその体制を確立してきました。今後は、直営店とも連携を深めながら、“おもてなしの心”を持った通販部門としてさらなる展開をめざします。
お声の調子などにも心配りをし、つねにお客様の立場に立ったコミュニケーションを心がけています。
心の通う、あたたかいつながりを大切に。
「欲しい」と思っても近くにお店がなかったり、仕事帰りにお店が開いていなかったり、そんな不便を解消してくれるインターネット販売。近年お客様からのご要望が増大しており、私たちは、その体制整備とシステムの強化拡大をいっそうすすめていきたいと考えています。これまでに築き上げたお客様とのご縁を大切に、心が通ったあたたかいつながりを、ここでも築いていきたいと思います。
インターネットもお客様との大切な接点。ご予算だけでなく、味や食感、ご用途でお選びいただけるよう商品の選び方ガイドも充実しています。
せんべいは餅から生まれます、餅は米と水から生まれます。
米と水はふるさとの大地に育まれます。
せんべいづくりに賭け、餅を愛し、米と水に心から感謝するもち吉は、
すべての人々とのご縁を大切にしながら、このふるさと直方のお役に立ちたいと考えています。
春には一面の菜の花がひろがり、秋には約500万本のコスモスで埋め尽くされる…。四季折々の自然に恵まれた広大な敷地に広がるのが、もち吉のふるさと「もちだんご村」です。小さなお子様からお年寄りまで皆様に親しまれるこの憩いの場では、焼きたてのせんべいやあられを試食・ご購入いただけるほか、深い地層から湧き出る天然水を「力水」として、地域の方や「もちだんご村」を訪れる方に安価で提供しております。この「もちだんご村」には、現在さらなる構想が進行中。さまざまな施設を整備・拡充して、直方「もちだんご村」観光を多くの方にいっそうお楽しみいただける場としていきます。
もち吉の夢と挑戦をリードする本店。焼きたて商品の試食・ご購入コーナーの他、ホッと一息つける休憩処もご用意。
もち吉の住所として表記される「福岡県直方市下境2400番地 字餅米もちだんご村 餅乃神社前」。“字餅米”という地名は実際にあったもので、かつては、この一帯がもち米の産地であり、良質のもち米が獲れたことに由来するといわれています。餅乃神社は、この由緒ある土地に、お客様のご健康とご繁栄、地域の発展、そして、「餅を愛し 餅に生きる」というもち吉の米菓づくりへの想いを込めて建立されました。毎月二日には、「安全祈願祭」を開催し、ものづくりの安全と精進を祈願しています。
餅乃神社で毎月執り行われる「安全祈願祭」には、地域の方々をはじめ多くの方々が参拝に訪れ、賑わいをみせます。
もち吉は、地域と足並みを揃えて、ともに栄える企業であることを大切にしています。地元の人々とともに生き、ともに歩んでいくことが地域に根ざすもち吉の使命です。これまで私たちは、地域の皆様に向けて、年初めの「大鏡餅びらき」や春の「もち吉菜の花ウォーク」などを開催してまいりました。これからも、地域に対して積極的に貢献し、さまざまなかたちでお役に立ちたいと考えています。
働く人ひとりひとりが笑顔で、いきいきと働ける職場であること。「うれしいおいしさ」は、そんな職場から生まれます。
社名 | 株式会社もち吉(グループ) |
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創業 | 昭和4年9月1日 |
設立 | 昭和58年3月 |
資本金 | 1億円 |
役員 |
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売上高 | 226億円(令和5年2月) |
従業員数 | 2,317名 |
所在地 | 福岡県直方市下境2400番地 字餅米 もちだんご村 餅乃神社前 |
直営店 | 228店舗(令和5年2月末現在)本店含む |
取引銀行 | 西日本シティ銀行 直方支店 福岡銀行 直方支店 三井住友銀行 北九州支店 日本政策金融公庫 北九州支店 北九州銀行 北九州本部 |
事業内容 | 米菓の製造と販売(直営店・通信販売) ◆うるち米を主原料とする「せんべい」、もち米を主原料とする「あられ」等の米菓及び豆腐・生菓子の製造販売 |
グループ会社 | 株式会社 森田あられ(製造部門) 森田製菓 有限会社(不動産管理部門) 株式会社 えくぼ屋(製造委託部門) |
関連会社 | 株式会社 もち吉エージェンシー(広告代理業) |
主要取引先 | JA全農 凸版印刷株式会社 三幸商事株式会社 株式会社九州博報堂 ダイヤモンド秀巧社印刷株式会社 |
更新年月日:2023/05/05
関東営業所 | 〒336-0964 埼玉県さいたま市緑区東大門3丁目15-1 FAX:048-812-1338 |
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中京営業所 | 〒497-0033 愛知県海部郡蟹江町蟹江本町コノ割1-1 ヨシヅヤ蟹江専門店館1階 FAX:0567-55-8315 |
関西営業所 | 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島6-8-8 花原第8ビル3F 306 TEL:06-6308-3036 FAX:06-6308-3026 |
中四国営業所 | 〒721-0907 広島県福山市春日町6-2-52 TEL 084-961-3595 FAX 084-961-3596 |
北海道営業所 | 〒062-0034 北海道札幌市豊平区西岡四条4丁目2-1 TEL:011-799-0063(札幌西岡店) |
九州営業所 | 〒822-8585 福岡県直方市下境2400番地 TEL:0949-22-4156 FAX:0949-22-4181 |
更新年月日:2023/06/19