社員の声
現場と共に、おいしさと品質を守り抜く。
現在の仕事内容を教えてください。
製品の品質を維持管理するため、さまざまな業務に取り組んでいます。その一つが、製品検査です。油脂検査は、製品に含まれる油脂の劣化具合を確認するもので、賞味期限の設定における判断基準となります。その他、水分・塩分値測定、定期的な官能検査など、成分値が各製品に定められた基準の許容範囲内であるかの測定は、安定した製品づくりに欠かせません。
また、防虫管理活動や生産環境に求められる5Sのサポート、JFS規格に基づいた衛生管理活動なども行います。
さらに、米工房での販売・接客や、主原料の契約、在庫管理なども担当し、品質の安定と向上に役立てるよう努めています。
品質管理に携わるにあたり必要なスキルはありますか?
必須のスキルというものはありません。業務を進めていく中で身に付くことがほとんどですので、どんな方でもチャレンジできる場所だと思います。
強いて挙げるなら、商品パッケージの栄養成分表示やアレルギーなど「食」に関する知識は、役立つ場面が多いです。
品質管理におけるもち吉の強みは、工場と各部署が隣接していることから、現場と密接にやり取りできるところにあります。現場に指示を出すだけでなく、意見を交わしながら改善策を模索することができますし、ときには製造現場へ足を運んで実際に作業を行うこともできます。現場と協力しながら品質を追求できるというメリットは、もち吉がこだわる美味しさに結び付いているのではないかと感じています。
品質管理を強化していくために取り組みたいことはありますか?
今後は、会社として海外展開を目指している中で、国際規格への対応が一つの課題となってきます。部署間、そして製造現場とのさらなる連携を図り、品質面や衛生面のさらなる強化に取り組むことで、世界中の方々にもち吉のおせんべいを召し上がっていただくことが願いです。また、品質管理業務に加え、米購買や省エネ委員会での活動など、他の業務との両立も図りながら、幅広い分野で力を尽くしていけたらと思っています。